私が植物に興味を持ったのは2003年のオーストラリアへの留学がきっかけです。

滞在していたファームでのオーガニック野菜やハーブを取り入れた生活が衝撃的なものでした。

当時はまだ日本では「オーガニック」という言葉が一般に浸透していない時代です。

私自身もそれまでは全く自分が口にしているものに関心がありませんでした。

しかし、より良い環境で育つ野草や有機栽培で育てられた植物は

今まで口にしていた「食材」という括りを超える存在である事を知りました。

食べ物は私たちの身になり、身体の不調までも改善してくれるという事に気づいたのです

帰国後、植物と人との歴史が知りたくて大学で文化人類学を研究、同時にアロマセラピストの資格を目指しました。

    英国IFA認定アロマセラピスト資格取得後、今度は精油の製造に興味を持つようになりました。

セラピストとしてお仕事をしていた時に、できれば自分で作った精油をトリートメントに使いたいと思ったのです。

物事の本質を追求しないと気が済まない性格が後押しをして、

2005年の秋、ついにはアロマセラピーの本場フランスに留学する決意をしました。

    予備知識がないままフランスに飛び込んでしまった私は、フランス語を学ぶところからのスタートでした。

何年間の語学習得期間を経て、農業を学ぶため仏国農業省認定農業学校ハーブ学科を卒業。

その時の研修先の伝統的蒸留農家に弟子入り、念願であった精油の製造を学び、

北西フランスのブルターニュ地方の田舎で3、4年間小さなハーブ農場を経営。


  2016年に「Lien」を立ち上げ、私の師匠であり有機ハーブ農家、蒸留職人であるルソーさんとボイやーさんの野生ラベンダー精油を日本で販売開始。真正ラベンダーの中でも最高グレードと言われる野生ラベンダーは南フランスの高山に自生しています。そこでは機械収穫はできないため、毎年夏の収穫時期になると手摘み収穫作業を行っていました。

  2017年、12年間滞在したフランスを離れ、地元北海道旭川へUターン。

フランスで得た知識と経験を生かし、北海道産ハーブを作るために2018年新規就農。

北海道のリアンファームで採れたハーブはファームで加工し、
ハーブティー、ハーブソルト、精油、蒸留水などとして販売しています。

今年2022年

Lienは「株式会社Lienfarm」に生まれ変わり一層邁進して参ります。

今後とも宜しくお願い申し上げます。

 

株式会社Lienfarm 代表取締役 石田佳奈子